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2006年09月15日(金) 16時07分

金融業者が小学校に脅迫文 那覇署捜査琉球新報

小学校担任に送りつけられた脅迫文のコピー(一部画像処理しています)    那覇市内の小学校担任あてに13日、消費者金融から、借金の取り立てに協力しなければ「他の生徒やそのご両親に多大な迷惑がかかる」などと書かれた脅迫文が送りつけられていたことが15日分かった。
 脅迫文は、同消費者金融から金を借りた母親の子どもが通う小学校の学級担任あてに送られた。受け取った担任はすぐに、同校校長に相談。校長は13日、警察と同市教育委員会に届け出た。
 学校側からの通報を受けた那覇署が貸金業法違反などの疑いで捜査を進めている。
 脅迫文はA4判サイズの紙にワープロ文字で「(債権者と)このまま連絡が取れないと小学校の他の生徒やそのご両親に多大な迷惑がかかる」「どんな方法、手段を使ってでも全額回収させていただく」などと書かれているほか、担当者の名字や携帯電話の番号が書かれている。
 同校の校長は「13日に脅迫文が届き、男性から4回の電話があった。教職員には職員会議で報告した。皆驚いている。捜査は警察に任せ、学校としてはスクールガードの皆さんの協力も得ながら、登下校時の安全確保に努めている」と説明した。
 同市教委は13日、同様の被害に遭った場合について、警察への連絡や市教委への連絡、保護者への周知と登下校における児童生徒の安全確保などの対応策の手順を示した注意喚起のための文書を、那覇市内の全小中学校にメール送信した。
 那覇市では、2003年にも、学校にヤミ金融から脅迫電話があった事例が2件あり、議会で問題になっていた。市の答弁では、これら一連の事例は債務者だけでなく身内や職場、学校にまで執ように電話をかけ「これからうちの若い者を学校に行かせる」などの脅迫を行ったという。
(琉球新報) - 9月15日16時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000017-ryu-oki