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2006年09月15日(金) 00時37分

<ミクシィ上場>投資家の成長期待は新世代企業に毎日新聞

 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)最大手「mixi(ミクシィ)」の14日の東証マザーズ上場は、ネット市場で始まった世代交代のうねりを印象づけた。新世代の代表とされるミクシィは、株の買い注文が殺到して値がつかない人気ぶりだが、対照的にネット仮想商店街大手、楽天やサイバーエージェントなどこれまでネット企業の“代表格”とされてきた銘柄は、同日そろって大幅に下落。投資家の成長期待が新世代企業に移りつつあることを示した。【森有正】
 ミクシィは04年2月から始めた会員制情報交換サイトのSNSで人気を集め、会員数は570万人を突破。SNSのシェアは8割を超す。今年7月には、関連ホームページの閲覧数で楽天を抜き、2位に浮上した。
 急成長の背景には、インターネットのブロードバンド(高速大容量)化に後押しされ、一般のネット利用者が情報発信者になる新潮流が起きたことがある。趣味など共有する会員制を採用したことで、特定の層にしぼった「効果的な商品宣伝ができる」と、大手企業などが活発に広告を出している。
 割を食ったのは、これまで新興市場の旗手としてもてはやされてきたネット企業。市場の成長期待がミクシィなどに移る一方で、足元の業績や財務内容を厳しく評価されるようになった。年初に11万円台だった楽天の株価が14日は半分以下の4万5800円まで下げ、年初来安値を更新したのは象徴的だ。
 楽天など新世代の台頭を迎え撃つ側も新潮流に乗り遅れまいと必死だ。楽天は仮想商店街やネット旅行代理店、楽天トラベルの厚い顧客基盤を生かして、新たにブログやSNSのサービスを始めた。ヤフーも7月にSNSの「ヤフーデイズ」を開始した。
 ミクシィの笠原健治社長は、「今後はSNSの枠を超えて大手ネット企業と競争していくことになる」と意欲をみせる。M&Aを通じた事業拡大にも関心を示した。新世代の登場は今後、ネット企業の本格的な淘汰(とうた)や合従連衡につながる可能性を秘めている。
(毎日新聞) - 9月15日0時37分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000010-mai-bus_all