悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年09月14日(木) 11時01分

いじめ:道内の暴力行為、3年ぶり増える 高校中退は減少−−昨年度 /北海道毎日新聞

 ◇文科省の生徒指導調査
 文部科学省が13日公表した小・中・高校を対象にした暴力行為やいじめなど昨年度の生徒指導調査で、道内では、いじめや高校での不登校・中途退学は減少したが、暴力行為は3年ぶりに増えた。中でも中学校での器物損壊の急増が目立つ。
 学校内外での暴力行為は508件。01年度の583件をピークに減少が続いていたが、昨年度は前年度を102件上回った。中学校での器物損壊が前年度より96件増えたことが全体を押し上げた。児童・生徒1000人当たりの発生率は0・9で、全国平均の2・6を下回っている。
 学校別では中学校が474件と、全体の93%を占める。内容別では、▽対教師暴力59件(前年度32件)▽生徒間暴力151件(同176件)▽対人暴力18件(同19件)▽便器を壊すや窓ガラスを割るなどの器物損壊280件(同179件)。全国的には生徒間暴力は半数以上だが、道内では器物損壊がトップ。器物損壊のあった学校数は52校で、前年度より10校増えたが、発生件数の伸びに比べて低く、同じ学校で起きる件数が増えている。道教委は「器物損壊はより大きな暴力行為につながる可能性があり、児童・生徒の心のサインに対応した指導を徹底したい」(学校安全・健康課)としている。
 また、いじめは760件、高校での不登校978人、高校での中退3471人と、それぞれ前年度に比べて減少した。【千々部一好】

9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日11時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000018-mailo-hok