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2006年09月14日(木) 13時02分

問題行動:県内の小中高生、暴力行為は全国最悪 いじめ、2年連続減 /高知毎日新聞

 県教委は13日、県内の小中学校や高校を対象とした昨年度の問題行動に関する実態調査結果を公表した。暴力行為は計669件で前年度より15%減ったが、児童・生徒1000人当たりの発生件数は8・7件で依然として多く、全国では2年連続ワースト1位だった。
 ◇異常に多い器物の損壊
 暴力行為の内訳は▽対教師暴力66件▽生徒間暴力255件▽対人暴力14件▽器物損壊334件。全国では、生徒間暴力が全体の半数以上を占めるが、県内では器物損壊が異常に多いのが特徴。県教委は「自分をコントロールできず、物に当たることでストレスを発散する児童・生徒に対し、小さなサインの段階で対応できる体制の整備が必要」と危機感を抱く。
 また、学年別に見ると、中学1年の加害生徒数が184人で前年度より3倍も増えており、小中連携の強化や、学年の枠を超えて全校挙げての対策にも取り組む。
 一方、いじめの発生件数は129件(前年度比27%減)で、2年連続の減少。公立高の長期欠席者数は451人で、前年度より25%減。県教委は「スクールカウンセラーやアドバイザー活用事業など教育相談体制の充実が功を奏してきた」と評価している。
 しかし、いじめに関しては表面化しにくい問題があり、生徒指導体制実践モデル指定校事業の推進や、子どもたちの心のサインを見逃さない体制づくりを通し、対応に努めるという。【袴田貴行】

9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日13時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000193-mailo-l39