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2006年09月14日(木) 16時56分

東京株式市場・大引け=続伸、海外勢の買いや新規上場のミクシィ人気でロイター

日経平均<.N225> 日経平均先物12月限<0#JNI:>
終値 15942.39 +192.34 終値 15900 +150
寄り付き 15831.72 寄り付き 15790
高値/安値 15801.88─15994.79 高値/安値 15760─15970
出来高(万株) 157776 出来高(単位) 86416
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 [東京 14日 ロイター] 東京株式市場は続伸。日経平均は、米国株の続伸地合いを受けて堅調に始まった後も、ほぼ全面高商状となり、一時は前日比200円超の大幅上昇となった。外国人投資家による主力株への買いが入ったことで、先物主導で裁定買いが誘われた。また東証マザーズに新規上場のミクシィ<2121.T>が前評判どおりの人気で買い気配となったことも、買い安心感につながった。ただ心理的な上値抵抗線となっている1万6000円の節目を抜けることはできず、高値もみあいの展開となった。
 東証1部の騰落数は、値上がり1083銘柄に対し、値下がり517銘柄、変わらず100銘柄だった。
 野村証券ストラテジストの藤田貴一氏は「8月以降の外国人動向をみると、日経平均が1万6000円以上では動きが鈍るものの、1万6000円を割ると買いを入れてくる。現状は値ごろ感のある水準であり、ブルーチップに買いを入れているようだ。米国株の上昇も投資余力を高めることに寄与している」と指摘した。
 大和証券SMBCエクイティ企画部部長の高橋和宏氏は「新規上場のミクシィ<2121.T>が高値買い気配となっており、安心感があるのかもしれない」と語った。
 ただ「1万6000円は大台代わりでもあり、25日移動平均線もあって、上値抵抗線として機能している」(SBI証券投資調査室長の鈴木英之氏)ことから、上値が重い展開となった。
 楽天証券経済研究所チーフストラテジスト、福永博之氏によると「機関投資家が決算対策で1万6000円から上では利益確定売りを出すとみられ、ヘッジファンドなどもこの水準では利食い売りを先行させがち。目先的には先高期待がそれほど強くないため、上値に慎重な動きになっている」という。
 ロイター調査によると、14日に発表される8月の米小売売上高の予想値は0.1%減。自動車の落ち込みが足を引っ張り、7月の1.4%増から悪化する見通し。
 個別銘柄では、日本電産<6594.OS>、TDK<6762.T>、キーエンス<6861.T>、日東電工<6988.T>などハイテク株や、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、スズキ<7269.T>などの自動車株が上伸。
 原油先物相場が8日ぶりに小反発したことを受けて、国際石油開発帝石ホールディングス<1605.T>、昭和シェル石油<5002.T>、東燃ゼネラル石油<5012.T>、AOCホールディングス<5017.T>など石油関連株や、三菱商事<8058.T>、伊藤忠商事<8001.T>、住友商事<8053.T>など商社株が反発した。
 鳥インフルエンザ対策繊維開発を受けて、シキボウ<3109.T>が大幅高となった。
 ミクシィ<2121.T>は315万円の買い気配で終了、初値形成は持ち越しとなった。
 一方で、楽天<4755.Q>は一時ストップ安となった。ミクシィが新興市場の資金を大きく吸収しているという。
 8月のマンション新規発売の大幅減を嫌気して、クリード<8888.T>、大京<8840.T>、ケネディクス<4321.T>、日本エスリード<8877.T>など不動産株が大幅安となった。エルピーダメモリ<6665.T>、東芝<6502.T>、ハルテック<5916.T>などが利食い売りに下落した。
 出来高は、新日本製鉄<5401.T>、ソフトバンク<9984.T>、住友金属工業<5405.T>などが上位となった。
 売買代金は、ソフトバンク<9984.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、東京エレクトロン<8035.T>などが膨らんだ。
(ロイター) - 9月14日16時56分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000386-reu-bus_all