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2006年09月14日(木) 12時32分

東京株式市場・前場=続伸、海外勢の買いや新規状況株の人気で安心感ロイター

日経平均 日経平均先物12月限 
前場終値 15956.57 +206.52 前場終値 15940 +190
寄り付き 15831.72 寄り付き 15790
高値/安値 15801.88─15994.79 高値/安値 15760─15970
出来高(万株) 79293 出来高(単位) 48959
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 [東京 14日 ロイター] 前場の東京株式市場は続伸。日経平均は、米国株・シカゴ日経平均先物が続伸した地合いを引き継ぎ、堅調に寄り付いた。その後も主力株に海外勢とみられる大口買いが入ったことや、先物主導で裁定買いが誘われて、上げ幅を広げ、前日比200円超の大幅高で前引けとなった。
 東証マザーズに新規上場のミクシィ<2121.T>が高値買い気配となっていることで安心感も出ているという。
 前場の東証1部騰落数は、値上がり1085銘柄に対して、値下がり487銘柄、変わらずが125銘柄となった。
 東海東京調査センター・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「先物売りに押される展開が続いていたものの、きょうは個別物色が活発化し、投資意欲の高まりが感じられるようになっている」と指摘。「ミクシィ<2121.T>が人気化したことが刺激材料となる一方、これまで消極的な動きが目立った外国人投資家の買いが流入してきた点が、不安感を後退させたのではないか」と語った。
 市場では「コア銘柄に海外勢とみられる大口買いが入った。この状況を見た短期筋が先物に買いを入れ、踏み上げ的な動きになっている」(大手証券エクイティ部)との声も出ていた。
 ただ、日経平均は1万6000円台を一気に回復するには至っておらず、上値では戻り待ちの売りが予想されているようだ。
 金山証券・商品本部長の川崎達行氏によると「堅調な展開で安心感も出ているが、一方で上値では売り物が厚くなる。9月中間期末の配当権利取りをした後、機関投資家が売るとの思惑が強く、これが慎重となる要因になっている」という。
 個別銘柄では、SMC<6273.T>、キーエンス<6861.T>、キヤノン<7751.T>などハイテク株や、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの自動車株といった輸出関連株が引き続き堅調。
 原油先物の小反発や米エネルギー株反発を好感して、国際石油開発帝石ホールディングス<1605.T>、昭和シェル石油<5002.T>、東燃ゼネラル石油<5012.T>、AOCホールディングス<5017.T>など石油関連株も持ち直している。鳥インフルエンザ対策繊維開発を受けて、シキボウ<3109.T>が大幅高となった。
 ミクシィ<2121.T>の前引けは243万円の買い気配。 
 一方で、エルピーダメモリ<6665.T>、東芝<6502.T>などが利益確定売りに軟調となった。3月に発行した転換価格修正条項付転換社債(MSCB)の株式転換による1株あたりの価値希薄化懸念で、日本板硝子<5202.T>が続落した。
(ロイター) - 9月14日12時32分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000345-reu-bus_all