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山口県周南市の高等専門学校で起きた女子学生殺害事件で、７日に遺体で発見された藤村元紀容疑者（１９）の実名と顔写真を掲載した読売新聞の閲覧を制限する図書館が相次いでいる問題で、富山県立山町の町立図書館でも閲覧の制限を行っていたことが分かった。
同図書館では、１２日になって８日朝刊を閲覧コーナーから下げ、カウンターでの申請方式に変えた。この措置は、「少年法の趣旨」を理由に１２日午前に決めたが、同コーナーには各紙とも毎週水曜日から翌週火曜日までの１週間分しか置かないため、同日だけの対応となった。紙面のコピーも禁止し、これについては継続する。
こうした閲覧の制限は、三重、奈良各県、大阪府の公立図書館でも取られていた。