2006年09月13日(水) 06時16分
キヤノンの小型複写機3機種に不具合、最大2億円の対策費用見込む（ロイター）
［東京 １２日 ロイター］ キヤノン<7751.T>は１２日、１９８７年から１９９７年にかけて製造販売した小型複写機３機種に不具合があることがわかり、国内で出荷した１４万１２１８台を対象に無償修理に応じると発表した。全世界での販売台数は約１８７万台に上り、同社の広報担当者によると、修理など対策費用は最大２億円を見込んでいる。
対象は「ＰＣ７」（製造期間１９８７−１９９１年）、「ＰＣ８０」（同１９９２−１９９７年）、「ＰＣ１００」（同１９９１−１９９７年）。問題が見つかったのは、インクを紙に定着させる「定着器ヒーター」に電気供給するコードの接続部分で、正しく接続されないまま長期間使用すると、まれに接続不良を起こし、発煙、発火の恐れがあるという。
キヤノンは、国内対策として、連絡先が判明している顧客には電話で修理を申し入れるほか、新聞紙上で不具合を通知する。海外で販売したものは、各国ごとに対応方法を決めるという。
（ロイター） - 9月13日6時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000162-reu-bus_all