2006年09月12日(火) 20時07分
＜堀江被告公判＞「粉飾の指示と思った」関連会社元社長証言（毎日新聞）
証券取引法違反に問われたライブドア（ＬＤ）前社長、堀江貴文被告（３３）の第４回公判が１２日、東京地裁（小坂敏幸裁判長）であった。証人出廷した関連会社ライブドアマーケティング（ＬＤＭ）元社長はＬＤＭの赤字について「堀江前社長から『こんな数字じゃリリースできないよ。どっかから利益をつければいいじゃない』と言われた」と証言。「架空売り上げで利益を水増しして粉飾決算しろという指示だと思った」と述べた。
証言は検察側の冒頭陳述に沿う内容。
一方、グループの元予算作成担当社員は、粉飾とされる自社株売却益の売り上げ計上について「報告した時に何も聞かれなかったので堀江さんは分かっていたと思う。計上に違和感があり、公にするのはまずいのではと思った」と証言した。【佐藤敬一】
（毎日新聞） - 9月12日20時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000098-mai-soci