2006年09月09日(土) 19時01分

橘・高岡市長：都市対抗野球で初のドーム始球式体験　ホームページにエッセー　／富山（毎日新聞）

　◇ワンバウンドの６０点「基本に戻って」と自戒
　東京ドームで開催された第７７回都市対抗野球（日本野球連盟、毎日新聞社主催）１回戦、伏木海陸運送（富山県高岡市）—ＮＴＴ東日本（東京都）戦で、初のドーム始球式を体験した高岡市の橘慶一郎市長が、この時の感想を同市ホームページ内のエッセー「以心電信」でつづっている。
　このエッセーは橘市長の当選後、一昨年１０月から開始。約２カ月に１回、市政や趣味のビートルズのことなどを軽快な筆致でつづっている。
　今回のタイトルは「基本に戻って」。夏の甲子園に出場した福岡高の活躍に感動したことに続いて、都市対抗について書かれている。お盆から投球練習を開始。スポーツは苦手なものの、「ひじをしっかり上げる、球を放すタイミング、体を半身にしないなど、ピッチングにも基本があることを改めて教わりました。基本を守ると、最初は届かなかった距離もなんとかクリアできるようになりました」と、練習の模様を報告する。
　東京ドーム本番では「『プレイボール！』の声に頭の中が真っ白になり、球筋はそれないものの、ベース上でワンバウンドの６０点。高校球児の皆さんは、日々の練習の積み重ねでしっかり基本を身に付けているんだと私なりに実感した次第」と振り返り、「スポーツも文化も基本が大切。各分野で日々精進されている皆様を思いつつ、自分の仕事も『基本に戻って』と自戒しています」と締めくくっている。
　ホームページのアドレスはｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃｉｔｙ．ｔａｋａｏｋａ．ｔｏｙａｍａ．ｊｐ／ｋｉｋａｋｕ／０２０２／ｍａｙｏｒｓ＿ｏｆｆｉｃｅ／ｅｓｓａｙ／ｅｓｓａｙ＿ｉｎｄｅｘ．ｈｔｍｌ【青山郁子】

９月９日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060909-00000233-mailo-l16