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2006年09月09日(土) 22時51分

まだまだ暑いけど はやウオームビズ商戦朝日新聞

 県内はまだまだ残暑が続いているが、8日は秋が深まり露ができ始めるという二十四節気の一つ「白露」だった。百貨店などでは早くも秋冬向けの「ウオームビズ」関連商品が並び始めた。「クールビズ」並みの定着を目指し、さらに、敬老の日の贈り物商戦に合わせて店側は着こなしの提案に力を入れている。 (渡辺芳枝)

 高知大丸(高知市帯屋町1丁目)の紳士服売り場では9月に入り、厚手のジャケットやスカーフがお目見え。今年の流行色は濃い灰色やブラウンで、チェック柄や起毛を織り込んだ素材のジャケットも人気だという。また婦人服売り場でも保温効果の高い下着が続々と入荷されている。

 背広を脱いでネクタイを外すだけで気軽にできるクールビズのファッションに比べ、ウオームビズは柄物のシャツやスカーフ、ポケットチーフを組み合わせるセンスが求められ、費用もかさむことから県内では昨冬あまり浸透しなかった。

 それでも、民間の調査機関である日本リサーチセンターによると、昨冬のウオームビズによる国内の経済効果は、クールビズの約1・6倍の1517億円に上った。県内の各店でも、着回しの方法をイメージしやすくさせて定着させようと、店頭にファッション雑誌を並べたり、マネキンを普段より頻繁に着せ替えるなど工夫を凝らす。

 ウオームビズ商戦の最初の山場は18日の敬老の日。高知大丸にある紳士服メーカー「ダックス」の大西かよ副店長は「普段は地味なおじいちゃんにも、たまには若々しいおしゃれをプレゼントしてみては」と話す。

http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000609090003