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バイオテクノロジー（生命工学）に関する研究成果を国内外の製薬会社や研究機関が披露する国内最大級の展示会「バイオジャパン２００６—ワールドビジネスフォーラム」が１３日から３日間、大阪市の大阪国際会議場で開かれる。大阪での開催は１２年ぶり。大阪商工会議所はこれに合わせて商談会を開き、海外のベンチャーと在阪企業との共同研究や技術提携を促す。
バイオジャパンは財団法人バイオインダストリー協会などの主催。国内の大手企業やベンチャー、米国や欧州の企業、研究機関など約４００の企業・団体が参加する。会場には約３００のブースが並び、バイオ関連の商品や技術が紹介される。期間中にはセミナーも多く予定され、政府関係者や大学教授が海外のバイオ先進国の取り組みや製薬会社の新薬開発の現状などを解説する。
大商主催の商談会は１３、１４の両日、米国とアイルランド、日本のバイオ関連ベンチャー６社を招いて同じ大阪国際会議場で開かれる。大阪周辺には古くから醸造や製薬、食品、分析機器などのバイオ関連企業が集まっており、近年は大学との産学連携も活発になっている。商談会を通じて先端のバイオ技術を大阪に呼び込むことを狙う。