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2006年09月08日(金) 00時00分

吉祥寺、三越跡にヨドバシ 来年5月朝日新聞

 武蔵野市の吉祥寺駅北口で、三越などが閉店した後のビルに来年5月、家電量販大手のヨドバシカメラ(本社・新宿区、藤沢昭和社長)が出店することが明らかになった。売り場面積は約1万8500平方メートルで、都内では秋葉原の店舗に次ぐ規模となる。市などは北口東部の活性化につながるとして歓迎している。

 藤沢社長が5日、邑上守正市長を訪ね、出店の意向を伝えた。ビルを所有する外資系投資会社と、近く賃貸借契約を結ぶという。同社では「主要ターミナルの駅前で、商圏として期待できる」と話している。

 ビルは地上8階、地下1階。当初は近鉄グループが所有し、74年から近鉄百貨店が営業していたが、01年に閉店。その後は三越と大塚家具がテナントとして入っていた。しかし、近鉄がビル売却の方針を決めたことから、今年5月に両者とも閉店した。

 市によると、吉祥寺駅北口は、駅から200メートル圏内に近鉄、伊勢丹、東急という三つの百貨店があり、それらと地元商店が連携する形で発展してきた。近鉄のあった北口東部地区(イースト吉祥寺)は、これまでは風俗店の密集地だったが、昨年5月に市が「吉祥寺シアター」を開設するなど、文化発信ゾーンへの転換が図られている。

 市幹部は「中心部に無人ビルがあるのは好ましくない。まちづくりの点で、どのような業種が入るか注目していた。ヨドバシなら幅広い年代の人を呼び込むことができる」と話す。

 市民の間にも「武蔵野地区には家電量販店があまりないので、便利になる」との声がある。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000609080002