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2006年09月08日(金) 00時00分

バードストライク多発朝日新聞

 24時間運用の海上空港・北九州空港で、飛行機に鳥が衝突する「バードストライク」が多発している。3月の開港から、計34件が発生。10便が欠航するなどの影響が出ている。開会中の北九州市議会では7日、渡辺均氏(自民)がこの問題を取り上げ、「安全性の不安から、新規の路線誘致に影響が出るのではないか」と懸念を示した。

 市空港企画室によると、バードストライクの影響が最も深刻だったのは8月3日。午前6時50分ごろ、離陸中のスターフライヤーの羽田行きが左側エンジンに鳥を吸い込み、エンジンブレードが損傷した。後続を含め、計6便が欠航した。

 鳥はトビとみられている。空港を管理する国土交通省北九州空港事務所は、空砲を鳴らすなどして追い払っている。

 また5月下旬には、空港事務所や航空会社で「北九州空港鳥衝突防止連絡協議会」を設置。衝突した鳥の種類や時間帯、高度などの情報について分析を進めている。空港周辺の鳥の生息環境調査もして、本格的な対策を検討している。

 市港湾空港局の片山憲一局長は市議会の答弁で「衝突する鳥はトビが多いとか、時間帯が決まっているとか、だんだん明らかになってきたことがある。これらをきちんと整理して対応すれば、(バードストライクは)かなり減るのではないか」と述べた。

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000609080003