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2006年09月07日(木) 08時02分

米産牛 吉野家が18日に牛丼販売を再開産経新聞

 牛丼チェーン大手の吉野家ディー・アンド・シーは6日、平成16年2月から中止していた牛丼の販売を18日から再開すると発表した。まずは18日限り100万食限定販売からスタート。来月以降、販売期間を拡大する。米国産牛肉の調達が進み、ようやく販売にこぎ着けた。今後の吉野家の販売動向はBSE(牛海綿状脳症)騒動後の米国産牛肉が定着するかどうかの試金石になりそうだ。
 「今はすごい喜びを感じている。あまりにも長すぎたブランク…。待望していた顧客に精いっぱい提供させていただく」
 安部修仁社長はこの日の会見で、販売中止の2年半の思いがこみ上げたのか、声を詰まらせながらこう語った。
 販売再開のスケジュールでは18日のみ午前11時から約1000店全店で販売し、売り切れ次第終了する。価格は並盛りが380円、大盛りが480円。19日以降も築地店(東京)で毎日販売するほか、全国展開のテストケースとして北海道の20店で21日以降、時間限定販売を実施する。
 その後は全国で10、11月の1日〜5日の5日間限定で販売。12月以降早い段階で毎日提供できる態勢に整える考えだ。
 吉野家は主力商品の投入で大幅な収益の回復を見込んでいるが、再開は半月ほど遅れたほか、当初見込んでいた調達量は確保できず、全国展開のタイミングもずれ込んでいる。安部社長は「目標を達成できる範囲」と強気だが、販売計画の見直しを迫られる可能性もありそうだ。
(産経新聞) - 9月7日8時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000004-san-bus_all