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法律トラブルの問い合わせ窓口として１０月から全国で業務を始める日本司法支援センター（愛称・法テラス）のコールセンターが４日、横浜市民らを対象に、電話による情報提供の試行を始めた。９日まで、東京都中野区にある事務所を使ってシステムを検証し、本格稼働に備える。
コールセンターは、全国からの電話に対応。オペレーターの消費生活相談資格者らが、相談内容に応じて最寄りの弁護士会などへ転送もする。
試行では、横浜弁護士会が多重債務相談の予約を受けたり、犯罪被害者相談に応じたりする。
コールセンター（０５７０・０７８３７４）の受け付けは、８日までは午前９時〜午後９時、９日は午後５時まで。
４日は午後５時現在で、１９３件の問い合わせがあった。最も多かったのは多重債務などの金銭トラブルで、相続や離婚問題が続いたという。
法テラスは、司法制度改革の一環で、全国約８０カ所に設置される。法律的なトラブルにあっても、だれに相談したらいいか分からないといった問題を解決するため、相談先や制度について無料で情報を提供する。
県内では、横浜市中区山下町の産業貿易センタービル１０階のほか、川崎市、小田原市にも事務所が置かれるという。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000609050003