悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年09月05日(火) 15時53分

「野口氏の指示で取引」ファンド社長証言 堀江被告公判朝日新聞

 ライブドア(LD)グループの証券取引法違反事件で、前社長の堀江貴文被告(33)の第2回公判が5日、東京地裁で開かれた。ライブドアが粉飾決算の手口として介在させたとされる、投資事業組合(投資ファンド)を運用していた投資事業組合運営会社社長が検察側の証人として出廷。LD株を現金化する目的で、LDグループの投資会社の故野口英昭・元社長の指示を受け、株を売買したと証言し、「投資ファンドを粉飾に使っていると思った」と述べた。

 堀江前社長の公判では、自社株取引に介在させたファンドがダミーかどうかが、主要な争点となっている。

 この運営会社社長は、LDの粉飾の手口として使われ、LDのダミーとされる投資ファンド「VLMA1号」「VLMA2号」を運営。このファンドは、野口元社長からの依頼でLD株の出資を受け、現金化した後、野口元社長が関係する別の投資事業組合に戻す目的で設立されたと証言。その指示通りに取引したという。

 また、他の投資もしたかったが、野口元社長に反対されたためできなかったと証言した。VLMA2号を設立した際には、ライブドアファイナンス前社長の中村長也被告(38)からも依頼があり、「ライブドアとつながっていると思った」とも証言した。

http://www.asahi.com/national/update/0905/TKY200609050247.html