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2006年09月04日(月) 11時49分

<堀江被告初公判>傍聴希望者2002人 東京地裁毎日新聞

 証券取引法違反(偽計・風説の流布、有価証券報告書の虚偽記載)に問われたライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(33)の初公判で東京地裁では4日、午前8時20分の開門とほぼ同時に整理券(傍聴抽選券)の配布が始まり、多くの傍聴希望者が同地裁の敷地内に列をなした。その数は、過去10位の2756人(ロス事件の第5回公判)には及ばなかったが、最終的に2002人。用意された一般傍聴席61席に対する競争率は32.8倍となった。午前9時、コンピューター抽選による結果が白いボードに張り出されると、どよめきとため息が広がった。
 東京都大田区のアルバイト、山口厚さん(23)は「事件前、古い慣習に立ち向かう堀江さんが気になっていた。どんな発言をするのか楽しみ。本当に何が起こっていたのかを知りたい」。中央区の主婦(52)は「報道だけでは疑問の部分が多かった。裁判でそのことが分かればと思う」と話した。
 ライブドアの株主も複雑な思いで初公判を迎えた。千葉県浦安市の会社員、岩尾文治さん(41)は、値の下がった5000株を売れずに自宅のタンスにしまったまま。大きな損を出したことよりも、無罪の主張に憤る。「堀江さんは経営について周りにお任せだったかもしれないが、社長として責任を認めて罪を償うべきだ」
 川崎市のアルバイト男性(61)は「株の恐ろしさを味わった」と振り返った。「詐欺にあったようなもの。司法に厳しい判断を求めたい」と語気を強めた。【棚部秀行、安高晋】
(毎日新聞) - 9月4日11時49分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000024-mai-soci