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2006年09月04日(月) 00時00分

堀江、報道陣に笑み浮かべ「どうも」…リバウンドZAKZAK

 堀江被告は4日午前9時29分、2台の外国車のハイヤーで弁護士とともに、東京地裁南門に乗り付けた。

 黒いスーツにノーネクタイ。4月17日に東京拘置所を保釈されたときよりも、ややふっくらした感じ。短めの髪で報道陣に向かい小さな声で、笑みを浮かべて「どうも」と口を動かした。

 弁護士との打ち合わせは週1回。資料を読んで「(元部下らが)こんな事をしていたのか。知らなかった」と驚きの声を上げることもあった。

 11月下旬までの約3カ月間で、計26回の集中審理日程を聞かされた際、「そんなに詰めてやるんですか。大変ですね」と漏らした。

 4月27日に東京拘置所から保釈されて以来、堀江被告は家賃220万円、45畳のリビングルームがあるという六本木ヒルズの自宅にこもったまま、外出することはほとんどなかった。唯一、東京拘置所で読んだ山崎豊子さんの著作「沈まぬ太陽」に感銘を受け、5月21日に日航ジャンボ機が墜落した群馬・御巣鷹山に慰霊登山をしたことが明らかになっている。

 95日間の拘留生活で体重を10キロ以上も減量して「ベスト体重だ」と喜んでいたという堀江被告だったが、現在はリバウンドで元に戻りつつある。関係者は「拘置所にいるときよりかなり太った。ただ、ヒルズ内のジムに通っているので肉付きはいい」(関係者)という。

 かつて『ホリエモンの想定外のうまい店』といったグルメ本を出すほど“食いしん坊”だった堀江被告だが、「全国から高級食材を自宅に取り寄せたり、ケータリングサービスを利用している。時々、自炊もしている」(同)と、隠遁生活の中で食事に楽しみを見いだしているようだ。

 逮捕前には「1日5000通のメールを読んでいる」と豪語していた堀江被告だが、現在はあまりネットをやっていないというが、「調べものがあると素早くネットで見つける」(同)。週1回の弁護士との公判打ち合わせ以外はDVD鑑賞や読書をして時間をつぶすことが多くなったという。

 社会復帰に向けた準備も着々と進めているとみられる。6月11日に六本木ヒルズ内で行われたタレント、山口もえさんとネット通販会社社長、尾関茂雄氏の結婚披露宴には祝福のビデオメッセージを寄せた。

 ネット広告のサイバーエージェント、藤田晋社長は先月9日、自社サイトで配信する対談番組で堀江被告について、最高技術責任者(CTO)に起用する意向を明らかにした。

 以前から堀江被告と親交のある藤田社長は「裁判が終わったらCTOに迎えようかと(堀江被告に)言ったら、『いいよ』と言った」などと釈放後の堀江被告のエピソードを語っている。また、「頻繁に知人を自宅に招き入れている」というが「女性の出入りはない」(関係者)そうだ。

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ZAKZAK 2006/09/04

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