2006年09月04日(月) 21時00分

「ライブドアの指示で業務」＝ダミー指摘の投資事業組合−堀江被告初公判（時事通信）

　ライブドア事件で、証券取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載など）の罪に問われた前社長堀江貴文被告（33）の初公判は4日午後も東京地裁（小坂敏幸裁判長）で続き、投資事業組合を管理した投資会社の取締役が証人出廷し、「組合はライブドアの指示で業務を遂行していた」と証言した。
　この組合はVLMA2号投資事業組合。ライブドアの粉飾決算に利用されたとされ、同組合の実体の有無は公判の主要な争点の一つ。
　取締役によると、VLMA2号組合は主に、元証券会社副社長（故人）を通じ、ライブドア元執行役員の中村長也被告（38）ら財務担当者から、企業買収をめぐる問題や同社株売却に関し指示を受けていたという。元副社長は、ライブドアのグループ会社でかつて社長も務めた。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000123-jij-soci