2006年09月03日(日) 00時00分

「ガンダム」の雄姿再び　八王子で原画展（朝日新聞）

　人気アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督などを務めた安彦良和さん（５８）の原画展が八王子市夢美術館で開かれている。原画やスケッチなど約３００点が並ぶ。一大ブームを巻き起こし、いまなお多くのファンがいるアニメを手がけただけに、子ども以上に目を輝かせている大人の姿も目立っている。１８日まで。

　安彦さんはアニメ制作会社で「勇者ライディーン」（テレビ放映７５〜７６年）「ガンダム」（同７９〜８０年）のキャラクターデザインや作画監督などを担当し、アニメの表現力や可能性を広げたといわれる。後には主に歴史や神話を題材にした漫画も手がけるようになり、「虹色のトロツキー」「Ｊｅａｎｎｅ—ジャンヌ—」などの作品でも知られる。

　会場では、ガンダムなどのポスター原画のほか、アイデアスケッチや下絵、漫画原稿なども展示。スクリーントーンをほとんど使わない繊細な筆遣いなどが楽しめる。

　１８日をのぞく月曜休館。観覧料は大人５００円、小学生以上の学生と６５歳以上は２５０円。土曜日は小中学生無料。問い合わせは同館（０４２・６２１・６７７７）へ。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000609040003