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2006年08月29日(火) 22時05分

加藤氏宅の放火容疑者逮捕 政界の反応、首相批判も朝日新聞

 終戦記念日に加藤紘一・元自民党幹事長の実家などが全焼した事件で山形県警が右翼団体幹部を逮捕したことについて、小泉首相はじめ与党幹部は29日、「言論の自由を封殺する動きは許さない」と強調した。しかし、事件からほぼ半月、首相の発言が途絶えていただけに、野党からは「反応が鈍い」との批判が強まっている。

 小泉首相は29日、外遊先のタシケント市で記者団に「気に食わないことを言ったから、暴力的な行為をするというのは許されない。言論の自由を封殺するようなことは厳に慎まなければならない」と語った。首相は28日にも首相公邸前で同様の発言をしている。反応が遅かったとの指摘に対しては「私はいつも聞かれたことに答えてます。この問題も聞かれなかったから答えなかった」と述べた。

 自民党の片山虎之助参院幹事長は29日の記者会見で「放火で言論を封殺するのはよくない」、谷垣財務相も記者団に「暴力による言論封殺を意図したのなら、言語道断」とそれぞれ語った。

 一方、河野洋平衆院議長は福岡市での講演で「国際的なテロに毅然(きぜん)としなければならない、という日本は、国内のテロにも毅然と対応してほしい、と願っている」と述べた。

 加藤氏本人は29日、外国特派員協会での講演で「私や母、支持者が受けた被害は大きいが、発言を変えたら被害はもっと大きくなる。国のために思うことは今まで通り発言し続けなければならない」と強調した。

 これに対し、民主党の小沢代表は、今回の与党の反応について記者団に「非常に鈍感になってきている」と指摘。「郵政民営化に反対するのは悪いやつだ、靖国神社(参拝)で何が悪いんだ、という手法や考え方が日本の社会に危険な結果をもたらす」と小泉首相の政治スタイルも批判した。

http://www.asahi.com/politics/update/0829/007.html