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2006年08月25日(金) 12時43分

WSJ-AOL、ダウンロード可能な映画配信で映画大手4社と提携合意ダウ・ジョーンズ

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米メディア大手タイム・ワーナー(NYSE:TWX)のインターネット事業部門AOLは24日、動画配信サイト「AOLビデオ」を通じた映画作品のダウンロードサービスで、大手映画会社4社と提携することで合意したと発表した。

AOLが映画配信で提携するのは、20世紀フォックス、ソニー・ピクチャーズ・ホームエンターテインメント、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテインメント・グループの4社。金額などの条件は公表されなかった。

AOLはこれら4社の映画作品のダウンロードサービスを「AOLビデオ」で提供する。料金は1作品9.99−19.99ドル。一度ダウンロードした映画作品は、オフラインで視聴可能なほか、他のパソコンや携帯端末でも楽しむことが出来る。

AOLは7月、オンライン事業立て直しの最新の試みとして、動画配信サイト「AOLビデオ」を立ち上げると発表した。このサイトは、MTV、ニコロデオン、A&Eなど多数のケーブルテレビ(CATV)番組のほか会員が自主制作したコンテンツをフィーチャーしている。

動画配信サービス市場では、マイクロソフト(Nasdaq:MSFT)、グーグル(Nasdaq:GOOG)、ヤフー(Nasdaq:YHOO)のほか新興のユーチューブを含むネット企業が支配的な地位を確立するための競争を繰り広げている。さらに、ABC、CBS、MTVといったテレビ・CATVチャンネルもコンテンツの一部を自社サイトで配信するサービスを開始している。

AOLは、会員制有料サービスから広告料金を収入源とする無料サービスにビジネスモデルを大きく変革する過渡期にある。この戦略の一環として、同社は現在、電子メールサービスを無料で提供している。同社幹部は、動画配信サービスを、会員以外のユーザーを呼び込むための新戦略の基軸とみなしている。
(ダウ・ジョーンズ) - 8月25日12時43分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060825-00000017-dwj-biz