2006年07月29日(土) 00時07分

「スイカ」精算ミス１１６９件、１１万円余取り過ぎ（読売新聞）

　ＪＲ東日本は２８日、電子マネー「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」の定期券で１１６９件の精算ミスがあり、運賃計１１万５９０円を余分に受け取っていたと発表した。

　精算ミスは、定期券区間を間に挟む形で乗り越し乗車した場合、乗り越し分の精算金額の一部が改札窓口で二重に引き落とされていたというもの。取り過ぎ金額は、１人あたり平均約９５円で、最も多い人で１１００円に上っていた。

　二重の引き落としは、東京、神奈川、千葉、埼玉の計５０駅で、スイカによる改札システムがスタートした２００１年１１月以降、今年６月末までに発生していた。改札での精算は駅員が機械を使って行うが、機械処理が完全に終わる前にスイカを引き抜き、誤って処理を「強制終了」した上でもう一度やり直した場合に、料金の一部が二重に引き落とされていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000216-yom-soci