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2006年07月26日(水) 10時47分

『電車男』、アメリカでも大人気!オリコン

米コミックファンの間でも大人気!会場に掲示された『電車男』のポスター    アメリカのポップカルチャー最大の祭典、コミコンこと「Comic-Con 2006」が開催され、スーパーマンやワンダーウーマンの衣装をまとったファンたちが大集結した( コスプレで集うファンの写真 )。そんななか、日本でも一斉を風靡した『電車男』の試写上映が行われ、評判は上々だった。

 コミコンは元々はコミック、つまりマンガ本を中心とするコンベンションであったが、現在では、コミックはもちろんのこと、ゲームやアニメ、さらには実写映画など、趣旨はポップカルチャー全般にわたっている。今年のコミコンには、業界関係者のほか、なんと総勢10万人以上のアメリカのオタクたちが集まった。

 そのかたわらで、コミコン・イベントにあわせ、『電車男』の上映をする会社があった。それが、サンフランシスコに本社を構える、ヴィズ・ピクチャーズだ。同社は今年から母体であるヴィズ・メディア(*1)から分かれ、日本の実写映画の配給を中心に活動していく予定になっている。日本の映画をハリウッドでリメイクという話は、ここのところよく聞かれるが、この会社では日本映画を字幕もしくは吹き替えをつけ、そのままアメリカの映画ファンに売っていきたいと考えている。

 ヴィズ・ピクチャーズの立ち上げ人のひとりは、目を輝かせこんな風に語る。「ハリウッド映画の原作としてだけの日本映画ではだめなんです。元の日本で作られた映画自体の魅力を知ってもらいたい」。

 その試写会場は、夜9時からの上映だというのに大変な数の観客で席は埋まり、最後のキスシーンでは、拍手喝采が起こる盛況ぶりだった。コミコンに集まるアメリカンオタクたちのハートをしっかり掴んだようだ。(たさいちやこ)

  コスプレで集うファン、会場に掲示される日本アニメのポスター など、画像はORICON STYLEで。
(オリコン) - 7月26日10時47分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000007-oric-ent