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2006年07月19日(水) 08時39分

WSJ-ヤフー4−6月期は78%減益、ストックオプション費用などでダウ・ジョーンズ

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米インターネット検索大手のヤフー(Nasdaq:YHOO)が18日発表した4−6月期決算は、ストックオプション(自社株購入権)費用などが響き、純利益が前年同期比78%減少した。オンライン広告の需要が好調だったため、売上高は高い伸びが続いたものの、一部アナリストの予想を下回った。

決算はナスダックの取引終了後に発表された。ヤフー株の通常取引終値は前日比0.40ドル(1.26%)高の32.24ドル。その後の時間外取引では大きく売られ、通常取引終値比4.44ドル(13.77%)安の27.80ドルで取引されている。

4−6月期の純利益は1億6400万ドル(前年同期は7億5500万ドル)、1株利益は11セント(同51セント)。前年同期の数字には、グーグル(Nasdaq:GOOG)株売却益5億6300万ドルが含まれる。

1月にストックオプションの会計処理方法を変更したことも純利益を押し下げる要因となった。変更の結果、4−6月期の株式報酬費は7300万ドルと、前年同期の700万ドルに比べ急増した。

売上高は前年同期比26%増の15億7600万ドル。提携ウェブサイト運営会社に支払うトラフィック獲得費用(TAC)を除いた売上高は、同28%増の11億2300万ドルだった。

調査会社トムソン・ファーストコールがまとめたアナリスト平均予想は、ストックオプション費を含めたベースの1株利益が11セント、TACを除いたベースの売上高が11億4000万ドルだった。

テリー・セメル会長兼最高経営責任者(CEO)は、決算リリースで「当社は4−6月期も非常に有益な事業プログラムを大胆に推進し、成長維持へ向けた基盤を強化した」と述べた。

(ダウ・ジョーンズ) - 7月19日8時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000005-dwj-biz