2006年07月14日(金) 14時20分
裏金の口座残高１億４０００万 岐阜、組合活動や貸付金に（共同通信）
裏金プール問題で調査状況を報告する岐阜県の原正之副知事＝１４日午前、岐阜県庁
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岐阜県庁で１億円を超える裏金が県職員組合の口座にプールされていた問題で、原正之副知事をリーダーとする県の調査チームは１４日、裏金が入金されたとみられる口座の残高は計約１億４６００万円などとする調査内容を県議会に報告した。
報告によると、裏金は１９９８年度に既に存在していた。２０００年度末から０１年度初めに、当時の出納事務局の幹部が裏金の存在の表面化を避けるため、各部署に職員組合への集約を示唆。
各部署は現金を直接、組合に渡し、預かり証などの発行もなかったという。裏金は職員組合の活動経費や職員への生活資金の貸付金などに使われたとみられる。
（共同通信） - 7月14日14時20分更新
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