悪のニュース記事

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2006年07月12日(水) 00時00分

バツイチ40歳と結婚したい読売新聞

 26歳女性です。2年前からつき合っている男性がいます。真剣に結婚を考えていますが、両親に反対されています。

 なぜなら、彼は私より14歳上の40歳で、バツイチ、子どもが3人います。子どもは元妻が育てており、月10万円の養育費を払っています。金銭的には余裕はないのですが、とても優しく誠実な人です。

 私は結婚歴はなく、両親と同居しながら、働いています。両親は、私の考えは甘いと言っています。結婚するなら勘当すると告げられました。それからは結婚の話は禁句です。もちろん彼に会ってももらえません。

 家を飛び出して結婚しようとも思うのですが、両親ともいい関係でいたいので、踏み切れません。できれば両親に認めてもらって結婚したいのです。私はどうすればいいのでしょうか。(東京・R子)

 親にとって26歳はまだ子どもの範疇(はんちゅう)です。娘に離婚歴のある子持ちの40歳の男と結婚したいと言われて、すんなり賛成する人はいないでしょう。

 でも、あなたが30歳も過ぎ、その判断力に信頼が持て、結果が失敗に終わっても自立してやっていける、と思える時期になれば、親の気持ちも変わるでしょう。

 また、相手の男性が信頼の持てる人だとはっきり分かれば、受け入れてくれるかもしれません。

 あなたが、両親と決裂したくないのなら、もう少し時間をかけ、相手の方にも自分の誠実さを両親に示してもらう努力などをしてもらってはいかがでしょう。

 すぐに結婚しなくても、一緒に暮らさなくても、相手の方との愛の絆(きずな)を深めていくことはできるはず。むしろそれができない、待てない、努力できない、途中でさめてしまう相手なら、信頼はできません。

 愛の証しが結婚、というわけでもありませんから、反対されてもめげずにじっくり時をかけ、ついにゴールイン、というのもロマンチックだと私は思いますよ。

 (久田 恵・作 家)

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/danjo/20060712sy31.htm