2006年06月08日(木) 02時08分
「シンドラー社」都内で閉じ込め9件…乗るのが怖い(読売新聞)
「エレベーターが信じられなくなった」。
発生から4日後に強制捜査のメスが入った東京都港区の男子高校生圧死事故。事故機の製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)製のエレベーターの不具合は全国各地で次々と発覚、急きょ、全エレベーターの使用停止を決めた施設もある。
事故の起きた住宅の住民らは「乗るのが怖い」と不安を漏らし、早急な原因解明を求めている。
シンドラー社製エレベーターをめぐっては、7日現在、少なくとも20都道府県でのトラブルが読売新聞の調査で確認されている。
このうち東京では、都住宅供給公社が所有・管理する住宅や都営住宅で利用者がシンドラー社製エレベーターに閉じ込められるトラブルが、昨年4月〜今年2月だけで計9件起きていたことが都などの調べで明らかになった。
(読売新聞) - 6月8日2時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000517-yom-soci