2006年05月31日(水) 11時00分
社員の大半、破産会社から 違法販売目的で設立か（共同通信）
「大塚化学ホールディングス（ＨＤ）」の未公開株をめぐる証券取引法違反事件で、逮捕された中野智一容疑者（４０）が社長を務める「トップリサーチ」（東京都）の約３０人の社員の大半は、昨年９月に破産した外国為替証拠金取引会社「グランリッツ」（同）の社員だったことが３１日、大阪府警の調べで分かった。
トップ社はグラン社が破産した約１カ月後に設立。グラン社の顧客名簿が未公開株の勧誘に使われていた。中野容疑者とともに逮捕された営業部長福浦武志容疑者（３９）＝千葉県市川市＝もグラン社にいたという。
府警は、規制強化され外国為替証拠金取引業からくら替えし、未公開株の違法販売に乗り出すためトップ社を設立したとみて両容疑者を追及する。
（共同通信） - 5月31日11時0分更新
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