2006年05月25日(木) 00時00分

『捕まったとき心証が悪くなる』 貯金箱狙い６３０件の空き巣 （東京新聞）

　貯金箱ばかり狙って空き巣を繰り返していたとして、県警捜査三課と浦和署は二十四日、窃盗容疑で川口市南前川二、無職三浦清治被告（５０）＝窃盗などの罪で公判中＝を追送検したと発表した。埼玉、千葉、東京の三都県で今年一月までの約一年三カ月に六百三十件、計約八百六十万円を盗んでいたという。

　調べでは、三浦容疑者は今年一月十五日午後七時ごろ、川口市芝の女性会社員（２７）宅に侵入し、貯金箱にあった五千円と二万七千円相当の商品券を盗むなどした疑い。主にワンルームマンション一階を狙って、ドライバーでガラスを割って侵入していた。調べに対し三浦容疑者は「以前空き巣で捕まった際の裁判で、被害者に『部屋の片付けが大変だった』と言われた。捕まった時に心証が悪くなるので部屋を荒らすのをやめ、貯金箱を狙うようにした」と供述しているという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20060525/lcl_____stm_____003.shtml