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2006年05月22日(月) 00時00分

ケニア緑化へNPOが活動 30日に東京で取り組み紹介 東京新聞

 干ばつなどの影響で砂漠化が進むケニアで緑を増やそうという活動に、鎌倉市を拠点とする民間非営利団体(NPO)「横浜アートプロジェクト」が取り組んでいる。活動を広く知ってもらうため、現地での取り組みを映像などで紹介するイベントを、三十日に東京・下北沢で開く。

 活動の名前は「Rainmaker Project(レインメーカープロジェクト)」。自然農法提唱者福岡正信さんが考案した「粘土団子」を使う。粘土団子は、植物の種が鳥や動物などに食べられてしまうのを防ぐため、種を粘土でくるみ、これを団子状に丸めてまく手法。

 三月下旬には、スタッフと現地の人たち、ボランティア計十九人が、ナイロビから約三十キロ離れたアーティリバーという町で、アカシアやユーカリ、マメなどの種を使って粘土団子を作り、一ヘクタールの広さの土地にまいた。植物が育つ割合などのデータを集めるための試みで、今後、地域を広げていくという。

 取り組みの様子は撮影を続けており、多くの人に活動を知ってもらうため、ドキュメンタリー映画を制作する。これまでに撮影された映像は、三十日午後八時から東京都世田谷区北沢のフランス料理店「トロカデロハウス」で開かれるイベントでも紹介し、横浜アートプロジェクトの榎田竜路理事長(41)らが経過や今後の計画などを話す。

 榎田理事長は「現地は移動にも危険が伴うなど厳しい状況もある。そういうこともきっちり伝えていきたい」と話す。イベントは入場無料。問い合わせは、横浜アートプロジェクト=電0467(24)1740=へ。

  (北爪三記)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060522/lcl_____kgw_____000.shtml