悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年03月14日(火) 17時38分

補助犬 法制定に貢献の「シンシア」死ぬ毎日新聞

拡大写真
木村さんとシンシア=兵庫県宝塚市で2001年11月25日、小関勉写す    身体障害者補助犬法の制定に大きな役割を果たし、補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)のシンボル的存在だった「シンシア」(ラブラドルレトリバー、雌、12歳)が14日、死亡した。車椅子生活を送る兵庫県宝塚市のコンピュータープログラマー、木村佳友さん(45)のパートナー役だったが、昨年12月に介助犬を引退。今年1月、ひ臓に腫瘍(しゅよう)が見つかり、緊急手術していた。
 当初は木村家のペットだったが、育成団体で訓練を受け、96年7月に介助犬に。98年、毎日新聞が介助犬の法的認知を訴えるキャンペーンを始めて以降、その存在は広く知られるようになった。99年5月、宝塚市が「シンシアのまち」を宣言し、ダイエーなど積極的に受け入れる企業も現れ、02年5月の議員立法による補助犬法成立(同年10月施行)につながった。
 その後、シンシアは03年10月、同法に基づく全国で3頭目の正式な介助犬となった。毎日放送が制作したドラマ「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」は、アジアテレビ賞最優秀賞を受賞した。
 人間なら60〜70歳となった05年12月、介助犬を引退。ペットとして木村家で後継の介助犬エルモとともに暮らしていた。
(毎日新聞) - 3月14日17時38分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000017-maip-soci