2006年03月08日(水) 03時14分
＜郵便法違反＞入学通知コピーし保険勧誘 北海道の郵便局（毎日新聞）
北海道恵庭市教委が小学校の入学予定者にあてた「入学通知」のはがきを同市の島松郵便局（大村和彦局長）が勝手にコピーし、学資保険の勧誘に使っていたことが７日、明らかになった。日本郵政公社札幌監察室は郵便法（信書の秘密保持）違反の疑いで調査を始めた。
同公社北海道支社によると、島松局では局長代理らが０１年から０３年３月まで少なくとも３年間にわたり同局管内の就学予定者と保護者に向けた「入学通知」を配達前にコピーして名前や住所、保護者名などを学資保険の勧奨カードに転記し、営業に流用していた。
コピーやカードは既に廃棄しており、何人分の情報を流用したかについても調べている。０４年以降は「入学通知」が封書になったため、コピー出来なくなった。
郵便法は封書、はがきを問わず、信書の秘密を損なった場合は１年以下の懲役または５０万円以下の罰金と定めている。【斎藤誠】
（毎日新聞） - 3月8日3時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000018-mai-soci