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2006年02月11日(土) 12時39分

ATM盗撮、山口組系関係者が「手配師」読売新聞

 旧UFJ銀行(現・三菱東京UFJ銀行)のATM(現金自動預け払い機)コーナー盗撮事件で、指定暴力団山口組系の暴力団関係者の男が、盗撮実行役を集める「手配師」として関与していた疑いが強いことが、警視庁捜査3課の調べでわかった。

 一方、犯行グループの首謀者は「20歳代後半の中国人」だったとみられることも新たに判明。同課では、日本の暴力団や中国人犯罪組織が一連の事件に組織的に関与していた可能性もあるとみて、背後関係の解明を進める。

 この事件は、口座番号などを盗撮して偽造カードを作り、他人の預金を引き出すのが目的だったとみられており、これまでに、盗撮の実行役の男女6人と、現場での指示役だった本田和人(33)、白山智文(32)両被告の計8人が建造物侵入容疑で逮捕(うち6人が起訴)されている。

 また、同課は、別の事件で神奈川県警などに逮捕・起訴されている2人を含む盗撮の実行役3人の逮捕状を取っている。

 山口組系組員と付き合いのある暴力団関係者の男は、現場指示役の本田被告の容疑を調べる過程で浮上した。

 本田被告は昨年夏ごろから、携帯電話の掲示板サイト「闇の職業安定所」に広告を出し、盗撮の実行役を募集。集まったメンバーを東京・豊島区内のビジネスホテルに泊めるなどして、8〜10月、連日のように首都圏のATMコーナーで盗撮を行わせていたことが分かっている。
(読売新聞) - 2月11日12時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000003-yom-soci