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2006年01月03日(火) 11時00分

まず音楽配信から…CDのヒットへオリコン

 PCや携帯端末で音楽を楽しむユーザーが増加し、配信市場はますます活況を呈している。そんな中、ビクターエンタテインメント(V社)が配信専門を謳った新レーベル「rookiestar(ルーキースター)」を11月に設立した( アーティストの写真はこちら )。

 11月17日に専用WEBサイトがオープン。リリースやプロモーションから新人開発に至るまで、ネットをメインに展開していく。第1弾配信では、20アーティスト210曲というハイボリュームなリリースを実現し、さらに毎週1アーティストずつデビューさせていく予定だ。

 他メーカーにも配信専門レーベルは次々に誕生しているが、ネット時代における新人開発と配信ビジネスを視野に収めた全社的な取り組みとしてスタートしたルーキースターは、機動力の面で一歩先を行っていると言えるだろう。

 ところで配信は1曲単位が原則となるが、V社はここに目をつけて、もうひとつの大きな可能性を示唆している。

 「シングルCDの売上は漸減傾向にありますが、今やシングル曲とシングルCDは別物なんですね。シングルCDも3曲以上収録のものが増えて、“1曲"の魅力を伝える力が弱くなっている印象も受けます。1曲を押し出すことがアーティストを売る一番の基本なんですが、残念ながらシングルCDではもうそれができなくなっている。そういう意味で、1曲で勝負する配信がシングルCDに取って代わるメディアになる可能性は充分にあります」

 シングルCDでのブレイクを経てアルバムヒットにつなげるのと同様の流れを、まず配信からスタートさせるという手法が、今後の主流になるかもしれない。

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