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2006年01月02日(月) 11時00分

やっぱり栗きんとんが一番?好きなおせち料理オリコン

 正月の食卓を彩るおせち料理。一の膳、二の膳というように重箱詰めになっていて、その中に“日頃あまりお目にかからない"料理がところ狭しと並んでいます(紅白のかまぼこは見るかもしれないけど)。とにかく、これらの料理を見た瞬間に「あ?、新しい年が来たんだなぁ」なんて思ったりするもんです。そんなお正月の“フルコース"おせち料理の中で人気のメニューというのはいったい何なんでしょうか? ORICON STYLEでは中・高校生から40代までの各世代のみなさんにアンケートをとってみました( ランキング表はこちら )。

 その結果、1位は「栗きんとん」。甘党ではない人や「正月は酒じゃ酒じゃあ」という方々には思いっきり「?」の結果でしょうが、これが全世代からトップの支持を得ているのですから、栗きんとんってけっこうおせちの“主役"なんですねぇ。「普段の生活ではあまり見ないという点でも食べたいと思うし、甘くておいしい」(神奈川県/専・大学生/男性)。「おせちの中で唯一のスイーツだから」(静岡県/中・高校生/女性)。あ、スイーツね。そういう考え方もありますね。「おせち料理って基本マズイ中、栗きんとんが唯一デザートっぽい味で好きだから」(東京都/20代社会人/女性)。
 あれっ?「極上のスイーツ」(千葉県/20代社会人/男性)。ひょっとして……栗きんとんって“主役"じゃなくて“デザート"ですか? ちなみにおせちに栗きんとんを入れるのは、黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年であるようにという願いが込められているそうです(※紀文ホームページ「紀文のお正月」参照)。

 2位には「だて巻き」がランクイン。学生層で2位、社会人で3位という安定した支持基盤をバックに見事銀メダルに輝きました。「この時期にしか食べられない卵焼きだから」(長野県/30代/男性)。やっぱりお正月スペシャルって感覚がありますよね。「お正月はだて巻きの種類が多い」(東京都/40代/女性)という報告もありました。お正月の料理だからこそ正月直前にはいろいろなバージョンが登場するってことです。
 でも、中には「オールシーズン食べてます!夏でも春でもデザート代わりに丸々一本間食するくらいだて巻きを愛しています!!」(埼玉県/30代/女性)という“だて巻き・命"の強者も。長崎のしっぽく料理の中にあった「カステラかまぼこ」が江戸に伝わり、当時のシャレ者(伊達者)が着ていたドテラに似ていたところからその名がついた、あるいは伊達政宗の好物だったから、などそのネーミングには諸説あるようです。

 ベスト3の第3位には20代〜40代までの社会人が2位に挙げた「数の子」が登場。その高価なイメージから“黄色いダイヤ"と呼ばれてきましたが、低年齢層にはやや人気薄の模様。「シンプルな塩味と食感が最高です。基本的にお正月にしか食べられない高級なものでもあるので。また数の子を食べると、これからまた新しい一年が始まる、という実感がわくため、味だけでなく存在も美味しい数の子が一番好きです」(神奈川県/20代社会人/女性)。実に論理的なお答えです。
 上記の「栗きんとん」「だて巻き」以外にも「黒豆」「田作り(ごまめ)」など全体的に甘い味付けの多いおせちにあって、塩味というか“大人の味"を感じさせてくれるのが数の子です。独特の食感とともにまさに正月の味と言ったところでしょうか。ただ、幼い頃からこれが好きだと「こいつは酒飲みになるぞ?」と親族からからかわれるはめに(思い当たる人、いるでしょう)。なお、数の子は本来茶色。1960年代前半に漂白・殺菌の技術が開発されてから鮮やかな黄色になったんだって。

 4位以下にも回答者のこだわりが感じられるメニューが並びました。土地土地ならではの郷土おせちもあることでしょう。あなたの家のおせちはどこ風ですか?

  おせち料理のなかで好きなものランキング表 はこちらへ。

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