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2005年10月20日(木) 01時37分

朝日新聞の広告サイト、外部攻撃で改ざん読売新聞

 朝日新聞社は19日、同社の大学進学情報の広告サイト「キャンパス・アサヒコム」が外部からの不正アクセスで改ざんされたと発表した。

 この結果、17日ごろから18日にかけて同サイトにアクセスしたパソコンは、ウイルスに感染して個人情報が引き出された可能性があるほか、サーバー内の最大462人分の個人情報も盗まれた恐れがあるという。

 朝日新聞社は警視庁築地署に連絡するとともに、462人に対し、電子メールなどでおわびの文書を発送する。

 朝日新聞社によると、改ざんは18日午後、都内のユーザーからの指摘でわかった。同サイトのトップページを閲覧すると、自動的に中国語のサイトに接続し、ウイルスをダウンロードするようになっていた。

 ウイルスに感染した恐れがあるのは、17日から18日午後5時半までにアクセスした人で、パソコン内のメールアドレスなどが引き出された恐れがあるという。この間のアクセス数は約1000件という。

 またサーバーから流出した恐れがあるのは、過去にサイトを通じて大学などに資料請求をした人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報だという。

 キャンパス・アサヒコムは、朝日新聞社広告局が東京都中央区の制作会社に運営、管理を委託している。

 朝日新聞広報部の話「サイトの改ざんを許し、ユーザーの皆さまにご迷惑をおかけしたことは遺憾です。原因の究明を図るとともに今後は、一層厳格な管理体制を築きたいと思います」
(読売新聞) - 10月20日1時37分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000015-yom-soci