2005年10月06日(木) 21時24分
訪問販売のリフォーム、相談件数が急増(読売新聞)
全国の消費生活センターに寄せられた2005年度上期(4〜9月)の訪問販売による住宅リフォームの相談件数は4135件に上り、04年度同期の1・5倍に達していることが6日、国民生活センターのまとめで分かった。
中でも、認知症など判断能力が不十分な人の契約トラブルは今年度上期280件で、04年度同期の2・5倍。「屋根も、床下も」と次々と契約を結ばされる「次々販売」は654件で2・4倍に増えている。「次々販売」は、全相談件数の約16%を占めている。
また、警視庁に摘発された住宅リフォーム会社グループ「サムニングループ」に関する相談件数は、02年度から今年9月末までに計387件寄せられた。
相談件数の急増について、同センターは「各地の被害が報道されるなどして、消費者側の認知度が高まったことも一因」としている。
一方、最近はアスベストや耐震補強などを口実に、リフォームを迫る例も見られるとして、「おかしいと思ったら、消費生活センターに相談してほしい」と注意を呼びかけている。
(読売新聞) - 10月6日21時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000114-yom-soci