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2005年03月02日(水) 21時44分

中虎連合会の著作権違反事件、元会長ら2人を逮捕読売新聞

 プロ野球阪神タイガースの私設応援団「中虎(ちゅうとら)連合会」による著作権法違反事件で、兵庫県警暴力団対策2課などは2日、元同会会長で元暴力団組員大谷登志雄(43)と、音楽ソフト会社「コロムビアミュージックエンタテインメント」(東京)のチーフプロデューサー・森淑(きよし)(58)両容疑者を同法違反(著作者名詐称)容疑で逮捕した。

 同会に渡っていた著作権使用料は2002年からの約3年間で約2000万円にのぼっており、県警は著作権使用料の使途先や変更手続きの経緯を追及する。

 調べによると、大谷容疑者らは共謀して作詞・作曲者不明の「ヒッティング・マーチ一番」「同二番」の著作者名を中虎連合会に変更した音楽CD「阪神タイガース選手別応援歌」を02、03年、コロムビア社から全国に販売した疑い。

 両容疑者は犯意を否認している。県警は、甲子園球場長に対する暴力行為事件で逮捕、実刑を受けた同会元幹部(33)(服役中)も同容疑で追及する。

 県警によると、02年、03年版のCDは計12万3000枚販売され、コロムビア社側に約1300万円が、日本音楽著作権協会(JASRAC)を通じて同会に約2000万円が支払われていた。

 大谷容疑者はこれまで「金の管理は検察事務官をしていた会計責任者に任せていた」と証言している。

 また、日本音楽著作権協会は同日、著作権を詐称したとされる2曲を、著作権料の徴収や分配をしない「管理除外措置」とした。個人から連合会に著作者が変更された他の応援歌についても事実確認を急ぐ。

         ◇

 「中虎連合会」の元会長らの逮捕を受け、刑事告発した東京第1弁護士会の猪狩俊郎弁護士は2日、都内で記者会見し、「夢を与えるプロ野球に暴力団が関与することは決して許されることではない。今後も情報収集を続け、暴力団とのつながりに切り込んでいきたい」と語った。

 また、日本音楽著作権協会(JASRAC)についても、「自主審査しない著作権の管理のあり方は、考える必要がある」と批判した。

 猪狩弁護士ら同弁護士会民事介入暴力対策委員会の有志33人は昨年12月28日、「中虎連合会」の元幹部らを著作権法違反容疑で兵庫県警に刑事告発していた。
(読売新聞) - 3月2日21時44分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000211-yom-soci