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2005年01月12日(水) 02時42分

昨年の携帯純増数 au、ドコモ抑え首位 第三世代への移行がシェア左右産経新聞

 電気通信事業者協会(TCA)が11日発表した平成16年の携帯電話の年間契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数シェア(市場占有率)で、KDDIのauが52.2%でトップとなった。累計契約数ではドコモがauの2.5倍と圧倒しているが、年間の純増数シェアではauがNTTドコモを抑えて初めて逆転した。携帯電話業界では高速大容量通信が可能な第三世代携帯電話への移行が急速に進んでおり、新たな市場争いが本格化してきた。
 業界最大手のドコモの純増数二百十七万九千三百台に対し、auは約六十万台多い二百七十八万台を獲得。一方、ボーダフォンは第三世代携帯の投入で出遅れ、四十三万七千台とライバル二社に引き離されて明暗が分かれた。
 また、第二世代に特化しているツーカーも七万四百台減。これにより、四事業者全体の累計契約数は、五百三十二万台増の約八千五百四十八万台となった。
 こうした第三世代携帯への対応がそのままauの躍進に結びついた格好だ。auでは他社に先駆けて第三世代通信サービスの定額制を導入。これに合わせてコンテンツ(情報の内容)の充実も図り、十一月には楽曲を一曲丸ごと配信できる「着うたフル」を開始。今月五日には百万ダウンロードを達成した。
 すでにau端末は、すべて第二世代から第三世代への移行が終了。第三世代を生かした新サービスが商品購買にもつながる好循環となった。
 一方、ドコモは昨年が第三世代「FOMA」への移行期となった。平成十五年十二月段階の累計契約数はわずか百八十八万台だったが、昨年末までに約八百五十万台に急拡大している。
 十一月下旬に投入したFOMAの最新シリーズ「901i」は、ゲームや音楽コンテンツを充実させて人気を集めている。料金面でもauに追随した定額制のほか、家族間のメールが無料になる「ファミリー割引」を導入。auの約半数にとどまる第三世代ユーザーを今年は一気に増やし、首位奪取を狙う。
 こうした両社の首位争いで沈んだのがボーダフォンだ。第三世代対応端末を本格的に市場投入したのが昨年末と大幅に遅れ、七月単月では純減を記録した。
 また、第二世代に特化するツーカーは年間では純減となったが、機能を絞った高齢者向け端末がヒット。これにより十一月は二年七カ月ぶりに純増を記録し、十二月単月の純増数シェアではボーダフォンを抜いた。
 危機感を強めるボーダフォンは、津田志郎元ドコモ副社長を昨年十二月に社長に招聘(しょうへい)し、第三世代の品ぞろえを強化して巻き返しを目指す。今年は、ドコモが第三世代を業界最高速にした新サービスを開始する計画であり、成熟化が進む携帯電話市場をめぐる競争は一段と熱を帯びそうだ。
     ◇
 【第三世代携帯電話】携帯電話は技術進歩によって三世代に分類され、第一世代(1G)は音声のみのアナログ方式で、自動車電話やショルダー型。現在の形態となった第二世代(2G)はデジタル方式となり、平成5年からサービスを開始し、auを除く各社が提供している。第三世代(3G)は平成13年10月に開始され、動画像や音楽などの大容量データ通信を実現。日本では世界に先駆けて3G化が進んでいるが、今年は中国や欧米でも本格的な世代交代が進む見込み。
(産経新聞) - 1月12日2時42分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000016-san-bus_all