2004年12月15日(水) 18時01分

詐欺罪の男女２被告に有罪判決−−地裁公判　／鹿児島（毎日新聞）

　振り込め詐欺や架空請求に使われた預金通帳などをだまし取ったとして、鹿児島地裁（江見健一裁判官）は１４日、欺罪で起訴されていた男女４人のうち鹿児島市下伊敷１、松尾久美（２１）と頴娃町郡、櫨木大輔（２２）の両被告に対し、それぞれ懲役１年６月執行猶予３年（求刑・懲役２年）と懲役８月執行猶予２年（同）の有罪判決を言い渡した。江見裁判官は「犯行は計画的かつ連続的。社会的影響は見過ごせないが、社会的制裁を受けている」などと述べた。
　判決では、両被告は４月、共謀するなどして鹿児島市の銀行や信用金庫で次々と口座を開設、他人に譲渡する目的で預金通帳とキャッシュカード計１４枚などをだまし取った疑い。また、共犯の同市桜ケ丘、吉永力弥被告（３５）は公判中。

１２月１５日朝刊　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000171-mailo-l46