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2004年12月15日(水) 12時35分

ReleMail、大量メール送信業者の認定サービスを開始japan.internet.com

ReleMail という企業が業務を開始した。業務内容は、Eメールの大量送信業者が実施しているマーケティングプログラムを監査し、適正業者であるとの認定を下すサービスを提供するというものだ。また、サービス外でも多数のマーケティング業者のメール送信実態を評価し、評価リストを Web サイトで公表している。

有料サービスでは、まず見込み顧客である各企業に調査員を割り当てて企業のニュースレターに登録、15項目にわたってチェックを行なう。ニュースレターが監査に合格した場合、顧客企業は料金を支払って適正業者の認定を受け、ReleMail による認定証を使用できるようになる。サービスの料金は年間395ドルだ。

Eメールマーケティングのソフトウェアを提供する ArialSoftware の創設者、Mike Adams 氏が率いる ReleMail は、オフィスも親会社の Arial と共有している。ReleMail の顧問委員会のメンバーには、Wordbiz.com の Debbie Weil 氏、Inbox Interactive の Kim Macpherson 氏、Institute for Spam and Internet Public Policy の Anne Mitchell 氏など、Eメールマーケティング業界でおなじみの顔ぶれが並ぶ。

ReleMail はまた、有料サービスとは別に、企業の実施している Eメールプログラムが迷惑メールの送信を規制する法律『CAN-SPAM Act』を遵守しているか、その他の倫理要綱に違反していないか、有料サービスと同じ15項目をチェックして5段階で評価を下している。抜き打ちでメール登録を行なって評価する方法を採っており、評価を受けた企業は1000社を超える。結果は ReleMail のサイトで 一覧表示 しており、サイトのデータベースからの検索も可能だ。

このデータベースは、Arial Software が2004年前半に実施した調査をまとめたものだ。1057社におよぶメール送信業者から得た調査結果を基に、Mike Adams 氏は新たな企業を立ち上げた。ReleMail 広報の Steve Delgado 氏によれば、Arial が同調査から得た反応が1つのきっかけとなって、ReleMail 創設のアイディアが生まれたという。

ReleMail の認定を受けた業者は現在、Beachbody、News Target Network、Peppers & Rogers Group、The Children’s Place、および USPins.com の5社にのぼる。同社の認定証を採用している ISP はまだない。



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(japan.internet.com) - 12月15日12時35分更新

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