消費者の目線で厳しくチェックモニターが商店街に進言氷見　外観や接客など17項目氷見市内の商店街活性化に向けて意見交換した＝氷見商工会館で（東京新聞）

2004年12月07日(火) 00時00分

　消費者モニターが商店街を回り、各店舗の雰囲気や応対ぶりなどを調査する「元気商店街支援事業」の意見交換会が六日、氷見商工会館であった。　（本安幸則）

　県が本年度初めて取り組む事業。公募による主婦ら六人が消費者モニターとなり、先月末、氷見市中心街の七商店街を実際に歩いて調査。店の外観や内装、接客ぶりなど十七項目にわたって調べた。

　意見交換会には商店主らも参加し、消費者モニターらによる各商店街の二十店舗の評価を発表。

　「ショーウインドーが生かされていない」「新しい商品が少ない」といった厳しい意見があった一方で、「手書きの商品説明が良かった」「単価を抑えている努力を感じた」などの意見があった。各商店街と店舗では今回の評価を持ち帰り、改善へ向けた材料にする。

　また、意見交換会では、中小企業診断士の園利宗さんが、民間非営利団体（ＮＰＯ）組織を活用して商店街活性化に取り組む県内外の団体の活動を紹介した。

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