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2004年12月07日(火) 11時15分

Firefoxユーザーは広告無視の傾向大--独企業発表CNET Japan

 Internert Explorerのユーザーは、Firefoxユーザーに比べて、ウェブ広告をクリックする回数が少なくとも4倍は多いと、独のある広告関連技術企業が先週発表した。

 Adtechという企業が10〜11月にかけて調査を実施したところ、ある広告をクリックしたFirefoxユーザーの割合はわずか0.11%だったのに対し、IEユーザーの割合は0.5%だったことがわかった。また、同じIEユーザーでも、使用するバージョンによって広告クリック率が異なり、バージョン6のユーザーの場合は0.44%、バージョン5.5のユーザーでは0.53%となった。なお、この調査はAdtechの広告サーバを利用している欧州の1000サイトを対象に行われた。

 Adtechの最高業務責任者(COO)Dirk Freytagは、声明の中で、利用するブラウザの種類によってユーザーが広告をクリックする回数が大きく異なる理由として、FirefoxユーザーとIEユーザーのウェブ上での行動パターンが異なる点や、Firefoxにポップアップブロッカーが内蔵されている点が影響しているのではないか、と述べた。IEユーザーは、サードパーティのポップアップブロッカーをインストールするという選択肢はあるものの、それ以外の場合は、IE version 6を利用し、かつWindows XP Service Pack 2をインストールしていない限り、内蔵のポップアップブロッカー機能を利用できない。

 Mozillaのプロジェクトに参加するDavid Hallowellは、この傾向について、IEを使うことの多い非技術系のウェブユーザーが、システムのダイアログ表示と間違えて、うっかりポップアップ広告をクリックすることが多いせいではないかと述べている。

 「システムが何か言ってきたぞと勘違いして、ポップアップ広告をクリックしてしまうのだろう」とHallowellは語り、さらに「平均的なFirefoxユーザーの場合は、それがシステムのダイアログ表示ではなく広告だということをもっとよく分かっている」と付け加えた。

 Hallowellはさらに、他のブラウザのユーザーと比べて、Firefoxユーザーのほうがターゲットを絞って表示される広告をクリックする傾向が強いとも指摘。「私の知人のほとんどがGoogleのターゲット広告を好ましく思っている。その一方で、自分の求めている情報と全く無関係なデカいバナー広告が好きではない」(Hallowell)

 Adtechの調査結果は、オンライン広告業界に重大な影響を及ぼす可能性がある。この調査結果は、オンライン広告からの収入に頼っているニュースサイトにとっては有り難くないものかもしれない。Firefoxユーザーの数が増えるほど、広告のクリック率が下がる可能性があるからだ。しかしその一方で、Hallowellの説が正しいとすれば、Firefoxユーザーのクリックは他のユーザーのものよりも価値があるということにもなり得る。 

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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(CNET Japan) - 12月7日11時15分更新

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