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りそな銀行は１１日、口座を持つ顧客が契約したカードローンの契約書１１２件分を紛失したと発表した。契約書は９６年以前に旧大和銀行で契約されたもので、住所、氏名や勤務先などの個人情報が記されている。りそなによると、紛失した契約書は誤って廃棄した可能性が高く、現在まで個人情報を不正に利用された報告はないという。
契約書の紛失は、旧大和銀行時代の０２年、各支店の契約書をデータセンターへ移す作業中に発覚。計２３４件の契約書がなくなっていたことがわかったが、そのまま放置していた。０４年１月からの再調査で一部の契約書が見つかったため、実際の紛失は１１２件分と判明した。
(11/11 18:39)