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2004年07月07日(水) 08時48分

国松元長官狙撃、元巡査長・オウム元幹部の3人逮捕読売新聞

 1995年3月に国松孝次・警察庁長官(当時)が東京・荒川の自宅マンション前で狙撃された事件で、警視庁南千住署の特捜本部は7日、96年当時に「私が撃った」と供述、その後、関係ないと判断された警視庁元巡査長らオウム真理教の信者、元信者が関与していたと断定、3人を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 また、教団元「法皇官房」幹部について、爆発物取締罰則違反の疑いで逮捕した。長官狙撃事件について追及する。

 事件発生から9年余り、捜査は本格解明に向けて再び動き出した。

 殺人未遂容疑で逮捕されたのは、警視庁元巡査長の小杉敏行(39)、オウム真理教の元「防衛庁」長官の植村(旧姓・岐部)哲也(49)、元「建設省」幹部の砂押光朗(36)の3容疑者。また、爆発物取締罰則違反の疑いで逮捕されたのは教団元「法皇官房」幹部の石川公一容疑者(35)。

 調べによると、植村ら3容疑者は95年3月30日午前8時半ごろ、荒川区南千住6のアクロシティマンション1階の通用口から通勤のために出てきた国松長官を共謀して拳銃で銃撃、重傷を負わせた疑い。捜査本部は、実行犯を特定しないまま、異例の逮捕に踏み切った。

 石川容疑者(35)は地下鉄サリン事件の前日、東京都杉並区の宗教学者の自宅に爆発物を仕掛けた疑い。

 国松元長官狙撃に使われた銃は、米コルト社製「パイソン」とみられ、複数のマンション住人が目撃した犯人の射撃姿勢などから、射撃に熟達した人物の犯行との見方が強まっていた。

 小杉容疑者は、警視庁の96年春以降の調べに対し、「4発撃って、はじめの3発が当たった」「銃は神田川に捨てた」などと、自身が撃ったことを認める詳細な供述をした。

 警視庁は97年1月、教団幹部に情報を漏えいした地方公務員法違反容疑で小杉容疑者を書類送検したが、銃撃事件の供述には矛盾点が多いとして立件を見送り、東京地検は起訴猶予処分としていた。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040707it01.htm