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2004年03月17日(水) 14時56分

市税滞納者280人分の書類をごみ捨て場に 岡山の業者朝日新聞

 岡山市が作った市税滞納者の氏名や住所、金額などを記した約280人分の文書が、市内のごみ捨て場に捨てられていたことが16日わかった。同市は滞納者に対する納税指導業務の一部を民間の人材派遣会社に委託しており、同社の派遣社員が捨てたと認めている。市によると、このほか、この社員が担当した約1100人分の所在がつかめておらず、同市は捨てた社員を公文書毀棄(きき)などの疑いで近く告発する方針だ。

 岡山市によると、文書は2月下旬、市内のごみ捨て場で紙袋に入った278人分が見つかった。03年度の市税滞納明細書で、滞納者の住所や氏名、滞納の税の種類、金額などを本人に通知する書類だった。106人分の訪問先リストもあった。

 納税指導業務を委託されているのは同市の「キャリアプランニング」(佐々木啓之社長)。同市は市税滞納者に明細書を郵送して支払いを求めているが、住所が確認できずに戻ってきた分については、訪問による納税指導や口座振替の手続きの説明などを同社に委託していた。

 委託数は計約1万6000件で、同社の担当者9人が昨年10月から各戸を訪問し、居住が確認できれば明細書を渡すなどしていた。

 派遣社員が滞納者に手渡せなかった分は市に返すことになっていた。同社によると、30代の派遣社員が勤務を途中からさぼり、たまった分を捨ててしまったと認めている。「去年の12月にも同じように捨てた」と話しているという。

 同社はこの業務の雇用契約にあたり、不正行為をしないという誓約書を書かせていた。佐々木社長は「厳しく指導していたが、こういうことになって申し訳ない。再発防止に取り組みたい」と話している。

 納税指導の委託業務は滞納者が増えてきたことから、03年度に国の補助を受けて始めた。今回の契約金額は約1700万円だった。(03/17 14:55)

http://www.asahi.com/national/update/0317/030.html