2004年01月22日(木) 12時17分

ネットカフェで製造法学ぶ　自宅から威力高い爆発物も（共同通信）

　東京都渋谷区のマンション前で、カセットコンロ用ガスボンベを使った爆発物が見つかった事件で、放火未遂容疑で逮捕された無職張勝典容疑者（３６）＝新宿区歌舞伎町２丁目＝は、自宅近くのインターネットカフェなどで爆発物の製造法を調べていたことが２２日、警視庁捜査一課の調べで分かった。
　張容疑者の自宅からは、ほぐした花火の火薬を使い、より威力を高めた作りかけの爆発物も見つかっており「次にパチスロで負けたら使うつもりだった。火が付いて騒ぎになればいいと思った」と供述している。
　張容疑者は、現場近くで昨年１２月１８日と２２日に発生したガスボンベを爆発させた連続放火事件についても関与をほのめかし、渋谷を選んだ理由について「自宅のある新宿では友人らに顔を知られているので渋谷でやった」と話しているという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000108-kyodo-soci