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2004年01月22日(木) 01時12分

ヤフーを意識、各社工夫 ネット「入口」ポータルサイト朝日新聞

 インターネットを使う時、多くの人がまず利用するのがポータルサイトだ。買い物やニュースなど、情報が分野別に整理され、知りたい情報に行きつく手がかりになる。今のところ、知名度で「ヤフー」がほかのサイトを圧倒しているが、ここで利用者を引きつけることが、今後のビジネスにつながるため、他社も使い勝手を良くするなど、工夫を凝らしている。

 ポータルサイトで最大手のヤフー。調査会社のネットレイティングスによると、03年12月の視聴率は63%で、2位のMSN(マイクロソフト)の21%を大きく上回る。メリルリンチ日本証券の合田泰政シニアアナリストは、「利用者が多いほどサイトの利便性が増す。好循環にある」とみる。

 視聴率の高さは、サイト内に掲載する広告料金に影響する。さらに、ポータルサイトで引きつけた利用者が、ほかのビジネスにつながる。

 ヤフーでも、04年3月期の売上高見通しは前年度比1.6倍の735億〜755億円だが、かつて大部分を占めていた広告費の比率は約3割。オークションの手数料がほぼ肩を並べる。オークションは、参加者が多いほど商品や買い手が増え、手数料増につながる。

 今後、ネットを通じて音楽や映像、ゲームなどの販売が増え、ポータルサイトで顧客を引きつけることはより重要になるとみられる。

 ほかのポータルサイトも顧客拡大に懸命だ。NTTグループの「goo」は、昨年12月に検索機能を一新した。人名や地名など数万の固有名詞をデータベースに蓄積し、利用者が誤って入力しても自動的に校正して、調べたいことに行き着けるようにした。

 エキサイトは昨年から、利用者の対象を都市に住む20〜30代の男女に絞っている。化粧品情報などを掲載する女性専用サイトも開く。購買力の高い層を引きつけることで、「より単価の高い広告収入を得ることが可能になる」。

 マイクロソフトは毎日新聞と提携し、4月から同社の運営するサイトのニュースを拡充する。

 ただ、ネット利用者の特徴について、ネットレイティングスの萩原雅之社長は「インターネットに慣れない人ほど、知名度を優先する傾向にある」と話す。機能競争が顧客獲得にどこまでつながるか、は手探りだ。

    ◇

 <ポータルサイト> インターネットの「入り口」となるホームページのこと。検索機能を含むサイトを指すことが多く、自分の望む情報を得るためには、どこのホームページに行けばよいかを教えてくれ、そのリンクを提供している。

(01/22 01:11)

http://www.asahi.com/business/update/0122/001.html